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結婚式の余興やサプライズ!失敗しないためのポイントとは?

新郎新婦の仲の良い友人などになると披露宴の余興などを頼まれるケースは少なくありません。ただ、余興というと成功と失敗は紙一重とも言われています。せっかくの思い出に残る披露宴なので、出来る限り失敗して場の空気をしらけさせたくないですよね。ここでは、結婚式の余興やサプライズに失敗しないためのポイントについて、詳しくご紹介したいと思います。

誰に向けた余興なのかをしっかり把握しておく

余興をする上でもっとも重要なのは、誰に向けた余興なのかをしっかり把握しておくことです。新郎新婦が余興を依頼する場合のほとんどは、披露宴会場を盛り上げるためにやってほしいということです。披露宴会場を盛り上げるのが目的である場合、新郎新婦に向けた余興というよりも、披露宴に参加してもらうゲストが喜ぶような余興を考えることが必要となります。

それなのに新郎新婦に向けての余興をしてしまった場合、多少は盛り上がるかもしれませんが、新郎新婦の意図していない余興となるため、満足感が変わってくる恐れがあります。また、会場を盛り上げることを把握していたとしても、出席するゲストの層を事前に確認しておかないと、場をしらけさせる要因となるでしょう。

例えば、披露宴会場に出席するゲストの割合として親族が多い場合、友達同士のノリや若いゲスト向けの余興は盛り上がらない可能性があります。反対に、新郎新婦の友人の出席者が多い場合は、多少若者向けの余興を行ったとしてもある程度は盛り上げることができるかもしれません。

ただし、いくら友人の割合が多かったとしても、親族は必ず出席するものですので、できるだけ年代を問わずウケるような余興を考えるようにするとよいでしょう。

笑いよりも驚きを重視する

余興を計画するときに気をつけたほうがよいのは、笑いを求めると失敗する可能性が高いということです。余興というと笑いを求める方は少なくありません。ただ、余興をするのはお笑い芸人ではなく一般人です。会場にいる100名近くのゲスト全員を笑わせるのは非常に難しいでしょう。

特に、披露宴では同世代の若者だけではなく、世代の全く違う親族も出席しています。ウケを狙ってしまうと滑ってしまって場を白けさせてしまったり、身内イジリに徹してしまうことで、親族や他の友人関係を置いてけぼりにしてしまう恐れがあります。それでは、余興を成功させたということはできません。

そのため、余興を考える場合には、笑いではなく驚きを求めるようにすると成功しやすいです。驚きというのは、ある程度世代間で共通していることが多いです。誰もが知っている人のメッセージや映像を映したり、ダンスや楽器などが得意なのであれば笑いに走らず本気のものを見せると喜ばれることが多いです。ただし、ダンスや楽器などは恥ずかしがってしまうと、急に場がしらけてしまいやすいので、やるとなると本気で行うことをおすすめします。

その他としては、比較的驚きやウケがいいのは、新郎新婦の出会いやプロフィールなどを映像化して紹介することです。友人目線のプロフィールは、親族も知らない新郎新婦の一面を知る良い機会でもありますので喜ばれやすいです。

司会との連携は意外に重要

そして、余興をさせるために意外に重要なポイントが、現地スタッフとの連携です。司会から余興について紹介されたにもかかわらず、準備が間に合わずに何とも言えない間が生じてしまったり、準備は万端なのに音響側の準備ができておらず余興が始まらないなどの失敗が少なくありません。

そのため、出来る限り余興が始まるまでにある程度の打合せをする必要が生じます。会場スタッフであれば、実際の会場の下見や結婚式当日の挙式が始まる前まで等に打合せをすることができます。ただし、披露宴の司会については、披露宴当日でさらに直前にならないと打合せをすることができないことが多いです。

多くの場合は、現地の音響スタッフや、披露宴全体を統括するオペレーターとの打ち合わせになることが多いでしょう。現地スタッフについては、会場下見や当日の早い段階で入念な打ち合わせをするようにしましょう。そして、司会との打ち合わせについては、余興のスタートのタイミングや余興の内容がどのようなものであるのかを伝えましょう。

中には、台本を含めて細かく指定する方もいますが、司会もプロですのでタイミングと余興内容の空気感を伝えることで、もっとも盛り上げる方法で進行をしてもらうことができるでしょう。

全員に喜んでもらえるような余興の実現を

結婚式の余興は、多くの場合新郎新婦のために行われるというよりも、出席しているゲストのために行われることが多いです。そのため、出来るだけ多くの人に喜んでもらうためには、出席するゲストの層を把握しておく必要があるでしょう。

また、多くの人は笑いを求める傾向がありますが、笑いよりも感動や驚きを求めて余興を計画したほうが、多くのゲストに喜んでもらうことができるでしょう。現地スタッフや司会との連携を密に行ってすてきな余興を実現させましょう。

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