式場探しを始めたものの、途中で新郎新婦の意見が合わなくなってしまったり、両家の意見を取り入れることが難しくなってしまうことがあります。新郎新婦の気持ちに負担がかかりすぎると、いつのまにか楽しみで仕方がなかったはずの結婚式自体が憂鬱になり、マリッジブルーになってしまうことも。結婚式のラストまでやり遂げたという充実感で終わらせ、新しい生活への励みになるような式場探しのコツをお伝えします。
なぜ結婚式を挙げるの?新郎新婦の気持ちを確認し合おう
結婚するとなれば、結婚式を挙げるのは当然だと思う新郎新婦がおられるようです。結婚するのだから、結婚式をするのが当たり前、結婚式を挙げないと恥ずかしいと思ってしまう方さえおられるようです。
しかし、結婚式は結婚する2人にとって、マストな行事ではありません。慣行だからと割り切っている新郎新婦の場合、いつのまにか結婚式場まかせや、新郎新婦のどちらかにまかせっきりになってしまい、結婚式を挙げる理由さえ分からなくなることも。
まずは、結婚式を挙げる理由について、新郎新婦で共通認識を持っておくことをおすすめします。なぜかといいますと、結婚式の式場予約は1年くらい前に予約される方が多いのです。つまり、1年の間モチベーションを保ち、本番に新郎新婦の一番素敵な晴れ姿を魅せる必要があるからです。
また、結婚式を挙げるまでには、招待人数、お料理、衣裳、引き出物、結婚式当日の段取りなど様々なことを予算とともに決めて行く必要があります。新婦はここでコストを書けてもいいと思っている、けれども新郎は別の場所でコストを掛けたいと思っている。そんな意見の不一致も起ることがあります。その理由は、最初にお互いの結婚式のイメージを伝えあっていないからです。
例えば、お料理だけはこだわりたい、衣裳だけはこだわりたい、ゲストの部屋だけにはこだわりたいなど、新郎新婦のこだわり部分をお互いに認め合いながら理解しあっておくことがポイントです。そうすれば、意見の不一致についても、お互いのカードを推測したりしながら楽しんで結婚式をつくりあげていくことができるからです。
ゲストが満足する式場選びになっているか?
結婚式を成功させるためには、新郎新婦にとって素晴らしい内容になっていることはもちろんです。しかし、ゲストが不満に思ってしまうような結婚式なら、それは本当の意味での結婚式の成功にはならないはずです。ゲストに直接かかわる結婚式部分としてはこちらがあげられそうです。
- 控室の雰囲気
- 結婚式場全体の装飾
→海が見渡せる結婚式場、ステンドグラスが美しい結婚式場、由緒ある神社、歴史あるゲストハウスなど。 - お料理
→ウェルカムドリンクの有無、お料理の味、種類、グレードなど。飲み放題やドルチェバイキングがあるなど。 - 結婚式の内容
→ゲームで景品がプレゼントされる。余興。 - 引き出物
- 結婚式当日の宿泊
→インターネットを使うことができない高齢のご両親や親戚などを招待する場合、あらかじめ予約しておいてあげると喜ばれるようです。また、ホテル婚にすることで、控室が宿泊部屋となり、新郎新婦の両家の家族や親戚そして友人それぞれが、部屋でリラックスして着付けができ、余裕をもって結婚式場へ足を運べるなどすることも。
式場選びをする時、ゲストが不満に思うレベルにまでランクを下げてしまうことは、結婚式当日のゲストの満足度に悪影響を与えてしまいます。予算配分について決める場合、新婦様のドレスやフォトについてこだわることはもちろんですが、ゲストの満足度についても考えて式場選びをするのがいいようです。
しかし、すべてを満足させることは難しいと言えそうです。そこで、ゲストについても、これだけはこだわってあげたいと思う部分を新郎新婦で意見交換をし合いながら目的を一致させておくことで、両家へ式場選びについての進み具合や、要望があった時に意見の食い違いを防ぐことができるのではないでしょうか。
あらかじめ予習してからのぞむと楽に見積も楽しむことができる?
新郎新婦の話し合いで、ある程度の予算が決まったとします。この地点では、結婚式のイメージだけわいている状態ではないでしょうか。つまり、結婚式当日の新郎新婦のドレスアップした姿や、スピーチ、余興などで盛り上がっている様子などがイメージできているはずです。
しかし、式場選びでは、イメージできた様子にもっていくまでに、事細かにプランで決められており、必要に応じてオプションやグレードUPも必要になってきます。結婚式の基本構成を知っておくことで、オプションやグレードUPのイメージが立てやすくなるのではないでしょうか。
結婚式場関係アイテムご紹介
式場関係アイテムとしては、こちらがあります。
- 料理
- 飲み物
- ウェディングケーキ
- 司会料金
- 介添料金
- 控室料金
- 挙式料金:キリスト教式、神社婚などで違ってくるようです。
また、ウェディングケーキについてはイミテーションケーキのほうが生ケーキよりも安く手配できるそうです。カット部分だけを生ケーキにするなどの演出もできるようです。ウェディングケーキの段数が高くなるほどコストはあがるそうですし、いちごや生花をデコレーションするとオプション料金になるようです。
料理については、ブライダルフェアなどで試食会に参加することで、基本のグレードの確認ができそうです。
衣裳・ブーケ・引き出物・フォト関係
衣裳については、衣裳だけが基本料金になっている結婚式場もあれば、着付け料金も基本プランに含まれているところもあるようです。
ヘアスタイル、メイクアップなどがオプション料金かの確認も必要です。また、衣裳については、レンタルと購入でも大きくコストが変化してきそうです。同じレンタルであっても、結婚式場提携のドレス会社でレンタルするのと、持ち込み料を払い、ドレス専門会社からのレンタルで行う場合なども違ってくるようです。
ブーケについては、基本料金に含まれている所が多いようです。テーブル装花については、オプションにしないと豪華さが演出出来ないなどの問題がある結婚式場もあるようです。
招待状については、印刷代、筆耕代(自筆なら無料)、芳名帳などが基本料金に入っているかの確認が必要です。引き出物については、結婚式場が基本料金内でブランド物をいくつか選べるようになっている場合もありますし、持込みが必要な場合もあるそうです。引菓子についても同じです。
フォトについては、結婚式プラン内に入っていることが多いですが、披露宴でのスナップ写真を希望するなら、オプション料金が発生することも。
なんとなく決めたくなるけれども~式場選びのコツ
式場選びのコツは、式場を選ぶ前の新郎新婦の気持ちの確認、ゲストのこと、基本のメニューの3点でした。ただ、なんとなくキレイ、有名だ、人気だからという理由だけで決めてしまうと、意外に希望と違うグレードだったりすることも。
ウェディングドレスについては、イメージしていたドレスをチョイスできなかったりすることも。まずは、結婚式場のブライダルフェアに参加してドレスの確認もしておきましょう。Hanayume、ゼクシィ、マイナビ、楽天ウェディングでは、ブライダルフェアのおすすめも掲載されているようです。