結婚式の準備は何もかも初めてのことだらけです。パートナーと協力して、楽しい気持ちで準備を進めていきましょう。結婚式の準備はまず、式場探しから始まります。結婚式が成功するかどうかは式場側の力量にかかっているといっても過言ではありません。最初の一歩である式場探しは実は最も重要なポイントなのです。
本記事では、挙式を決めたカップルのために、失敗しない結婚式場の探し方をご紹介します。自分たちにぴったりの式場を見つけ、理想の挙式を叶えてくださいね。
お金の話は大事!まずは式の予算をざっくり決めよう
身も蓋もない話ですが、先立つものがないと挙式はできません。結婚式を挙げることが決まったら、式にどれくらいの予算を設定できるかパートナーとオープンに話し合ってみましょう。式の予算を考える上で、いただけるであろうご祝儀額を想定して予算を組むのはおすすめできません。あくまで自分たちで無理なくまかなえる範囲での挙式を考えましょう。
結婚式に対する認識が二人の間で大きく異なっていることは決して珍しくありません。新郎が同僚・友人を幅広く招待した賑やかな結婚式を望んでいる一方で、新婦は家族のみのアットホームな式を望んでいることもあります。また、新郎側が自分の地元で挙式するのが当然と考えている場合もあります。挙式エリアに関しては親が希望を出してくることもあり、全員が納得できる場所になるよう調整が不可欠です。
結婚式への希望の食い違いからケンカになり、最悪の場合そのまま破談になってしまうケースもないわけではありません。二人の希望が食い違うところをうまく折り合いをつけ、相談を進めていってくださいね。予算や場所が決まったら、次は各式場をまわって絞り込んでいく段階に入ります。
いろいろなブライダルフェアに行ってみよう
予算や挙式エリアが決まったら、どんな式にしたいかイメージを話し合って固めていきましょう。格式高くしたいなら由緒正しい神社で挙式、開放的で和気あいあいとした式にしたいならガーデンウェディング、自分たちらしさにこだわりたいならゲストハウス、ゆっくり宿泊も楽しみたいならホテル婚など、希望によって式場を絞り込んでいきやすくなります。
式場のタイプが絞り込めてきたら、次は実際に各式場のブライダルフェアに足を運んでみましょう。この段階では、ゲストハウスとホテルなど異なるタイプの式場を見てみることをおすすめします。それぞれの違いが具体的にわかるので、比較検討することができます。ブライダルフェアの情報を調べる際は、挙げたい式のイメージや式場タイプなどからも検索できる「楽天ウェディング」が便利です。素敵だなと思える式場が見つかったら、ブライダルフェア参加を予約しましょう。
ブライダルフェアでは当日の雰囲気を確認できるほか、おおよその見積もりをもらうこともできます。予算の範囲内での挙式ができそうなところを絞り込んでいきましょう。
見積もり、日取り、スタッフ対応などを総合的に考慮して式場決定!
ブライダルフェアは複数足を運ぶのが理想ですが、さすがに5~6カ所以上ともなると頭が混乱し、かえって決めきれなくなります。週末をブライダルフェアにあてるとして、式場探しの期間は1か月、長くても2か月が目安です。
興味のある式場をいくつかまわってみれば、本命と第2・第3希望の式場が決まってきます。そうなれば次はいよいよ最終決定の段階です。まず、希望する日程・時間帯で挙式が可能かどうか確認してみましょう。人気のある式場で3~5月、9~11月の結婚式シーズンともなると、大安・友引などお日柄の良い日は1年以上前から予約が入っていることもあります。二人の記念日など、どうしてもこの日に挙式したい!という日があるのであれば、日程優先で式場を決めることになります。
また、予算の範囲で収まるかどうかも重要なポイントです。各式場に同じ条件で見積もりを出してもらい、比較してみましょう。挙式や披露宴の会場の雰囲気、スタッフのサービスの質、各種特典などが費用に見合うかどうか考え、最も納得できる式場に決定することをおすすめします。
まとめ
結婚式場を探す際は、まずどのような式にしたいか二人の希望をすりあわせる必要があります。式にどれくらいお金をかけられるかをしっかり話し合っておくことも重要です。費用はご祝儀をあてにせず、自分たちで無理なくまかなえる範囲で収めましょう。
式の予算やイメージなどが決まったら、実際にブライダルフェアへ行ってみましょう。ホテルやゲストハウス、レストランなどいろいろなタイプの式場をまわると、それぞれの違いが明確になり、絞り込みやすくなります。複数のブライダルフェアをまわって第1~第3希望が固まったら、予算との兼ね合いなども考慮しつつ、総合的に最も満足のいく式場を選びましょう。