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こんな風に結婚式をあげたい~イメージ別の式の種類とポイントご紹介

結婚式の種類は様々なタイプがあります。ウェディングドレスを着る場合の結婚式の種類だけでも、キリスト教式や人前婚などいくつかの種類がありそうです。イメージと違っていたとなれば、せっかく選んだ結婚式も台無しに。できるだけイメージ通りの結婚式を挙げるために、こんな風な結婚式を挙げたいなというイメージ別に結婚式の種類について、ポイントとともにご紹介します。

とにかく人気のある結婚式で挙げたい場合

とにかくメジャーで人気タイプの結婚式がいいという場合、教会式がおすすめです。結婚式場サイト「Hanayume」によると、教会式が全体の6割ほどを占めているそうです。やはり、天使のイメージ、美しいステンドグラス、パイプオルガン、聖歌隊、神父様、バージンロードは一度は経験したい、出席者も神聖な気持ちになれる教会がいいと思う新郎新婦が多いようです。

流れとしては、こうなります。

  1. 新郎が最初に入場。
  2. 父親と一緒に新婦がバージンロードを歩いて入場
  3. 聖歌を全員で合唱。このとき、バイオリン、パイプオルガンなど希望によって演奏してもらうこともできるようです。
  4. 牧師による聖書朗読。牧師さんによっては、ご自身がなぜ牧師になったのか、出席しているゲストにも為になるお話をしてくださることも。
  5. 結婚の成約・指輪交換・結婚宣言。感動の場面ですね。
  6. 結婚証明書のサイン・報告
  7. 新郎新婦退場
  8. フラワーシャワーのイベント

キリスト教式は、ゲストも敬虔なクリスチャンになった気分にしてくれます。教会式に出席した後はなぜか気持ちがおだやかになっているそうです。ただ、教会によっては、本番までに新郎新婦が教会に通って、教えを受けなければいけないところもあるそうです。

ホテルでキリスト教式をあげることもできます。ブランドを大切にされる新郎新婦や、会社関係など招待する人数が多い場合はおすすめです。披露宴会場も併設されているので徒歩で移動することもできます。ただ、披露宴会場が離れている場合、いくつかのエレベーターを乗り継いでいくなどしなければいけないことも。あらかじめアナウンスしておくのがいいようです。

白無垢や色打掛を着たい場合

白無垢はウェディングドレスとはまた違った鮮やかさや風情があります。古風で清楚なイメージを結婚式では取り入れたいと思われる方が白無垢や色打掛を衣裳に選ぶようです。白無垢の白は、太陽の光の色だと言われているようです。

また、生まれたばかりの赤ちゃんは白い産着を着せられますし、死んだ人は白の死に装束を着ています。このことから、結婚式の白無垢もその人が結婚してから生まれ変わるとされ、生まれ変わり時の色が白だとされています。

また、色打掛では赤をベースにしたアイテムが多いですよね。この理由は、赤ちゃんにあります。命を授かった赤ちゃんの血液の色が赤色なので、色打掛も赤色で新しい門出をお祝いしているそうです。また、作った人が新婦の幸せを祈る気持ちも込められているそうです。色打掛にはこれらの意味が込められた美しい刺繍がほどこされています。

  • 長寿:鶴亀、桃、兎、菊など
  • 子孫繁栄:葡萄、唐子、瓜など
  • 夫婦円満:おしどり、貝、鳳凰(ほうおう)など

縁起物では宝物がたくさん描かれた宝尽しと呼ばれる模様もあるようです。無限を表す丸文では、蘭、竹、菊、梅がほどこされています。また、大きな鶴が描かれていることがあります。鶴は同じ鶴に一生添い遂げる性質があることから、夫婦円満を表しているようです。

白無垢や色打掛を着たい方には、神前式がおすすめです。神前式は神道が開催する結婚式の方式で、由緒ある神社で行われます。京都などの有名な神社で挙げたい方もおられるでしょう。神前式を挙げると、一般客からも祝福を受けることができたりします。

マイナビウェディングによると、神前婚の始まりは明治33年にさかのぼります。当時の大正天皇による日比谷大神宮での慶事が始まりなのだそうです。神前婚の醍醐味は、神主による玉串でのお祓い、三々九度の盃、誓いを新郎新婦2人で読み上げる誓詞奏上ではないでしょうか。

宗教とは無関係な結婚式を挙げたい場合

日本人は無宗教の方が多いにもかかわらず、結婚式では宗教を超えてキリスト教式や神前婚を挙げる人が多い特徴があります。しかし、無宗教なのだから、あえて宗教は関係なく結婚式を挙げるイメージを結婚式にお持ちの場合、人前婚がおすすめです。

人前式は格式ばったキリスト教式や神前婚とは違い、出席してくれたゲストが2人の結婚の証人となるという意味合いがあります。人前婚を挙げられた後は、ゲストとの関係もより深まったとされる方もおられます。衣裳もウェディングドレスでもいいですし、白無垢と色打掛でもいいようです。とにかく自由な形式で二人の幸せを出席者全員でお祝いするスタイルになります。

最近、合理性を重視するあまり、結婚式を挙げずに費用を新婚旅行や新生活にあてる新郎新婦も多いようです。しかし、人前婚は会場、ゲスト人数、演出も本当に自由に選ぶことが出来ますので、コストをおさえたオリジナル婚が可能になるようです。

2人の思い出の風景を式場で再現してみたり、好きな装飾、音響、演出、流れをつくることができそうです。すべてDIYですることも出来ますので、自宅でささやかな家族や友人数人だけの結婚式もできるようです。

結婚式を挙げたほうがいい理由

結婚式はこれからの二人の門出をお祝いする儀式であり、儀式をあげることは、儀式に参加した人々の絆を深めることにもつながります。入社式が感動的な会社は離職率が少ないと言われているくらいですから、結婚式についても、きちんと式を挙げることで気持ちがおだやかになり、離婚しにくくなるようです。もちろん、盛大なこれ以上ない豪華な結婚式を挙げられている人でも、次の年に離婚なんてこともありますが。

また、年配の熟年婚の場合、ゲストに呼ぶ人もいないから結婚式をやめておこうと写真だけにされる新郎新婦もいます。しかし、人前婚なら、ご家族とペットだけでもいいのです。ある新郎新婦の人前婚は、真っ白いフワフワの蝶ネクタイでドレスアップしたアルパカがゲストだったそうです。真っ白いアルパカさんはめずらしいそうなので幸運を呼んでくれるのでしょうね。

結婚式はイメージ通りにしていくのがポイント

今回イメージされた結婚式の種類は、きっとドラマ、映画やCMなどで素敵な新郎新婦またはゲストとして参列した時の素晴らしい新郎新婦の姿をイメージされたのではないでしょうか。実際に結婚式を挙げることは大変だという方もおられます。

しかし、結婚式は一生モノであるので、人生の一大イベントとして、2人で式場選び、式場見学から創りあげていくのはいかがでしょうか。予算がネックの場合、お祝儀だけで持ち出し資金ゼロ円のゼロ婚もあるようです。

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