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神前式って敷居が高い?意外と知らない神前式について!

結婚式の1つの形として、神前式をイメージする方もいるでしょう。しかし、ちょっと敷居が高いなというイメージもありますよね。意外と知られていないことですが、神前式でもドレスを着てもいいんです。そう考えると、神前式もぐっと身近に感じられませんか?神前式がどのように進行するのか、おすすめの衣装と共にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

神前式はどうやって進行するの?

神前式は、私たちの祖父母世代にとってはなじみの深いスタイルであり、日本の伝統的なしきたりに沿って行う結婚式です。神前式のプログラムは、地域や宗派によって若干の違いがありますので、ここでは一般的な流れをご紹介します。

まず「参進の儀」ですが、神職と巫女の先導に従って、新郎新婦、両親、親族の順番で本殿に向かいます。神前に向かって右に新郎、左に新婦になるように親族がまず本殿へ入り、新郎新婦、神職の順で本殿に入場します。

神職が清めのことばを述べる「修祓(しゅばつ、またはしゅうふつ)の儀」、続いて大中小の盃でお神酒をいただく「誓盃(せいはい)の儀」を行います。このお神酒には繁栄と魔よけの意味があり、新郎新婦が交互にいただくことで永遠の契りを結ぶ儀です。「三々九度」と呼ばれている儀式ですね。

次に、希望者が多いことから「指輪の交換」も行い、夫婦の誓いを述べる「誓詞奏上(せいしそうじょう)」を行います。新郎新婦、両家の代表が順に神へと玉串をささげ、二拝二拍手一礼をします。その後、両家の結びつきを祝って新郎新婦、親族全員でお神酒を3口で飲みます。式が無事に行われたことを神職が神に報告し、神前に一同で拝礼をし、退出になります。

文字にすると長いですが、式次第の所要時間は20分から30分程度です。

神前式なのにドレスを着てもいい?

「三々九度」のイメージから、神前式といえば白無垢のイメージが強いですよね。神前式にドレスを着たい場合は、式場によっては信仰上の理由からドレスは選べないということもありますので、事前のリサーチが必要になります。

神前式でドレスを着る場合は、会場の雰囲気に合うように肌の露出がすくない衣装を選びましょう。また、新婦がウェディングドレスを着る場合は、新郎もタキシードになります。モーニングコート、またはフロックコートを着ることもできます。新婦のドレスに合うバランスもありますので、衣装のコーディネーターに相談するのがおすすめです。

また、ゲストは新郎新婦よりも格が上にならないような衣装にしなければなりません。色が同じだったり、カジュアルすぎる服装にならないようにしましょう。バッグなどの小物類で注意する点は、動物の皮や毛を使っていないかです。殺生をイメージするような素材のものは避けましょう。

新婦と同様に、ゲストも肌の露出が多いドレスは避けます。ノースリーブのドレスの場合は、上にボレロやストールを羽織ります。男性は黒のスーツ、白やシルバーのネクタイといった正装で臨みましょう。

神前式でも自分らしさを演出できる

神前式の衣装として、ドレスや白無垢だけでなく、色打掛や黒引き振袖も選ぶことができます。

色打掛の魅力としては、なんといっても華やかであることです。カラーバリエーションも豊富なので、神前式には白無垢で臨み、お色直しで色打掛を希望する新婦も多いです。

黒引き振袖は、黒を基調としたシックな振袖ですが、裾を引きずるタイプの着物です。黒地ならではの華やかさがあり、正式な婚礼衣装でもあり、大人っぽさを演出することができます。

どちらの着物でも、神前式では角隠しを組み合わせることで、伝統的なスタイルになります。新郎は五つ紋付羽織袴という婚礼正装になり、黒またはグレー、白から選ぶことができます。足元は白足袋、白い草履になります。

神前式は自然が豊かな中で行える結婚式ですので、会場に合わせたコーディネイトも楽しめますね。自分らしい結婚式の形として、神前式は変わらない人気があります。最後に、会場選びにおすすめのサイトをご紹介します。

マイナビウェディング

神社挙式、神前式の特集ページがあり、全国各地エリア別に神前式ができる会場を紹介しているのがポイントです。それぞれの神社の特徴や、予算のシミュレーション、パッケージプランなど企画が盛りだくさんです。見学もウェブで簡単に行えるので便利です。

マイナビウェディング 公式サイト

神前式は着物が一般的

会場によってはドレスで神前式も可能ですが、一般的には着物での挙式になります。着物といっても、白無垢、色打掛、黒引き振袖から選べるので、あなたらしい神前式を行うことができます。また、式次第が難しそうに見えますが、神職と巫女がリードしてくれるので心配はいりません。しかし、挙式前に練習しておくと不安が和らぐのでおすすめですよ。

慣れない着物で歩く際は、不安な顔になりがちです。参進の儀の際には、遠くに視線を向けるようにして歩くといいでしょう。

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