日本で海外ウェディングというと、海の見えるリゾート地で結婚式を挙げることと考える方は多いです。実際、多くの先輩カップルは海外リゾートで素敵な結婚式を挙げています。あこがれの海外ウェディングに失敗しないためには、情報収集や事前の準備が必要不可欠となります。ここでは、海外ウェディングを希望する新郎新婦が気をつけるべきポイントなどについて、詳しく解説します。
ハネムーンも兼ねた海外ウェディング
日本で歴史があり定番の結婚式を挙げたいという方も多いですが、国外に出て海外ウェディングを挙げるカップルも少なくありません。海外ウェディングでは、日本国内のしきたりと違った方法で結婚式を挙げることも多いです。また、挙式を挙げるリゾート地ならではのウェディングドレスや、開放感のある青い海と空が広がるチャペルなどで結婚式を挙げると、国内の結婚式では味わうことのできない雰囲気を堪能することができます。
また、国内で結婚式を挙げる場合は、挙式や披露宴が済んだ後に、飛行機などに乗って新婚旅行に行くことが多いため、なんとなく現実に引き戻されてしまう気分がします。しかし、海外ウェディングの場合は、挙式や披露宴を行った後は、そのままリゾート地で新婚旅行がすぐに始まります。結婚式の盛り上がったテンションのままで新婚旅行を楽しむことができるため、実際に海外ウェディングを行った新郎新婦からの評価は高いです。
海外ウェディングで人気のスポットとしては、ハワイやグアム、バリやモルディブ、そしてニューカレドニアなどの常夏のリゾート地がおすすめです。また、海外ウェディングというとコストを心配するカップルは少なくありません。しかし、ゲストを大勢呼ぶ国内ウェディングに比べると意外にリーズナブルな費用で挙式を挙げられるケースもあります。
どうやって準備を進めていけばいいのか
通常の結婚式であれば、何度も入念に下調べや打合せをして、結婚式の準備を進めることが多いです。ただ、海外ウェディングの場合は、なかなか事前に現地をチェックできることは少なく、結婚式直前に現地に行ってみることが多いです。
そのため、まずはどれくらいのゲストを呼ぶのかを決めましょう。ゲストを全く呼ばずに二人だけの挙式をするのか、家族だけや仲の良い友人だけを呼ぶのかなど、決めることが必要です。もし、家族や友人を呼ぶのであれば、パスポートの問題等もありますので、スケジュール調整をしっかりと行わなければなりません。海外ウェディングを挙げる際には、遅くても6カ月や3カ月前までには、ゲストに連絡をしてスケジュールを空けてもらうようにしましょう。
また、海外ウェディングで特にリゾートウェディングの場合、チャペルは町中の便利なところにあるものと、離島にぽつんと建っているようなものと2極化する傾向があります。雰囲気としては、もちろん離島などにある趣のあるチャペルが人気です。
新郎新婦2人だけで式を挙げるのであれば、そういったチャペルを選ぶのもよいかと思います。しかし、家族などをゲストとして呼ぶ場合は、移動時間によっては大きな負担を強いてしまう恐れがあります。そのような場合は、無理をせずに街中で結婚式を挙げるという決断も必要となるでしょう。
帰国後に1.5次会を開催することも検討する
海外ウェディングをする場合は、どうしてもゲストが少なくなります。そのため、ゲストを呼んだとしても、近しい親族や本当に仲の良い友人関係だけになりがちになってしまいます。ただし、そのほかの親族や友人にもお披露目したいという方は多いです。また、それらの親族や友人たちも、お祝いしたいという気持ちを持っています。
そのため、海外ウェディングを挙げた多くのカップルは、帰国後に別途1.5次会のようなカジュアルな披露宴を開催することが多いです。国内で挙げる結婚式のような、大がかりな披露宴ではなく、ご祝儀無しの会費制などでお手軽に実施する傾向があります。会費制であれば、引き出物やお礼の品などを考える必要もないため、新郎新婦としても負担の少ないため、おすすめといえるでしょう。
また、海外ウェディングの現地に呼んだ友人以外に特にお披露目する必要がないと判断した場合は、親族のみに絞った食事会などを実施するカップルもいます。結婚式というのは、家族間の新しいつながりが生まれる為、親族同士でのコミュニケーションの場を設けたほうがよいと考えるカップルが多いようです。
いずれにしても、帰国後に何かしらのお披露目の場を開くことを検討するようにしましょう。
海外ウェディングは入念な準備を
海外ウェディングでは、国内ウェディングでは味わうことができないような雰囲気や空間の中で結婚式を挙げることができます。しかし、海外は国内と違って、ゲストを呼ぶ場合はパスポートの準備などを含めて、通常の国内ウェディング以上に入念な準備が必要です。遅くても3カ月から6カ月前までには、連絡をする必要があります。
また、呼ぶことができなかった親族や友人たち向けのお披露目会としての1.5次会や食事会の場を設けることを検討しましょう。