結婚式を挙げる時に会場や演出だけでなく、調べておきたいのが花嫁のファッションです。せっかくの結婚式なのだから、できるだけきれいな自分でいたいと思うのは女心です。きれいな花嫁になるためにできることは、当日のドレスや着物だけでなく、エステやネイルなど様々です。後悔しない結婚式のためにブライダルエステやネイルについて確認しておきましょう。

ドレスを美しく着こなすためのブライダルエステ

ブライダルエステとはどんなエステなのか

ブライダルエステという言葉はよく聞きますが、具体的なイメージがはっきりとは浮かばない人もいるのではないでしょうか。必要性がわからないという人もいるかもしれません。

結婚式のためにメンテナンスをするブライダルエステは、主にドレスを美しく着るためのエステです。普段の服装では露出しないようなパーツを見せたり、フィットするドレスを着こなすためのもので、1日程度のものから数か月通うものまで、様々です。

ドレスで目立つのが二の腕やデコルテ、背中です。普段あまり手入れをしない人は鏡でチェックしてみましょう。

痩身コースはドレスサイズにも影響

結婚式に向けて、よりきれいになりたいとダイエットに勤しむ女性は少なくありません。さらに式や新生活の準備に追われて、やつれから体重が減ってしまう人もいます。ブライダルエステにも痩身関係のものがありますが、期間がある場合、ドレスのサイズが変わることがあります。

ブライダルエステでは、むくみを改善して、ドレスを着た時に二の腕やデコルテをすっきりさせることで、よりドレス映えするスタイルに近づけることができます。しかしサイズが変わると予約していたドレスに他のサイズがなく、気に入っていたドレスが着られないということもあります。

体のラインが出るタイプのドレスの場合は特に、体型が変わったと思ったら、プランナーと相談してドレスのサイズ変更も早めに対応できるようにしておくといいでしょう。

実は必要性が高い脱毛ケア

ブライダルエステで重要性が高いのは脱毛ケアです。特に問題は背中です。ウェディングドレスには背中が開いたデザインのものも多く、セルフケアの人は自分で手入れしにくいため、背中の産毛や肌荒れは見落としがちです。

感動的なバージンロードでウェディングドレスから背中の毛がくっきりと見えていたら、ちょっと恥ずかしいものです。毛の処理をすることで、よりきれいにドレスを着こなすことができます。

レーザーや光脱毛のような長期に渡る脱毛以外にも、ブライダルエステではシェービングなど当日のためのケアが行えます。フェイシャルにもシェービングを行う人もいます。顔のシェービングはメイクのりが良くなると言われているため、人気のケアですが、肌が弱く普段からシェービングをしていない場合は、カミソリ負けなど肌トラブルの可能性もあるので、無理にする必要はありません。

最近では背中などの脱毛処理にブラジリアンワックスも人気です。サロンで一気に脱毛できるので、脱毛したいけれど、結婚式まで時間がないという人におすすめです。

ブライダルメイクは通常のメイクとどう違うのか

花嫁をきれいに見せるには、エステ以外にも事前に確認すべきことがあります。それは結婚式当日のメイクです。ブライダルメイクはドレスや着物に合わせたメイクで、通常のメイクとは異なります。

違いのひとつがベースメイクです。シミなどをしっかりカバーしますが、厚化粧感のないベースが基本です。またポイントメイクは、華やかなドレスや着物に合うものが基本で、日常的なメイクをすると衣装負けしてしまう傾向があります。花嫁はライトを浴びたり、写真撮影される機会も多いため、ベースをしっかりと作り込んだ上で、はっきりと顔立ちがわかるメイクがおすすめです。

一方で、派手なメイクが苦手という女性も少なくありませんし、花嫁として清純なイメージを与えるメイクも人気です。そういった自分のイメージとブライダルメイクのズレを埋めるために、リハーサルメイクが有効です。プロにメイクを頼む場合には、結婚式以前に、どのようなメイクを施すか打ち合わせをします。実際にメイクしてもらった時に感じたイメージの違いを伝えます。

ブライダルメイクを決める時には、お色直しも考慮しておくといいでしょう。特に和装と洋装のチェンジがある場合、施すメイクが違いますが、お色直しは中座するため、時間はあまりかけたくないものです。その場合、ポイントメイクだけ変える方法ならメイクの時間を短縮できます。

爪先まできれいでいたいならネイルも忘れずに

ブライダルネイルは白が基本

ウェディングドレスに似合うブライダルネイルはやはり白が基本です。クリアカラーのスワロフスキーやパールなどを使った上品で華やかなネイルが好まれます。

次に人気のカラーはベージュです。ヌーディーなカラーのネイルも清楚で品のあるネイルにぴったりです。色を使う場合はあまり強めの色よりパステルカラーがおすすめです。淡いブルーやピンクを加えるといいでしょう。

お色直し派にはネイルチップがおすすめ

ジェルネイルやスカルプネイルもいいのですが、ブライダルネイルではネイルチップもおすすめです。ウェディングドレスからお色直しをする場合、カラードレスや和装に合わせて、ネイルチップは接着剤や接着テープで自爪につけるので、簡単にネイルをチェンジできます。

和装も着る人は特に、和装に似合うドレスとは違うネイルを楽しめます。指先までおしゃれにこだわりたい人に向いた方法です。またお色直しがない人も、ブライダルネイルをネイルチップにしておくと、結婚式の後に保存することができるので、記念にとっておくこともできます。

ブライダルエステが受けられる場所

ブライダルエステやブライダルネイルは、大手エステサロンやネイルサロンでブライダルメニューを設定しているお店があります。もし既に通っているエステサロンがある場合、そちらでブライダルメニューを確認してもいいでしょう。
他に、式場と関連したサロンでもブライダルエステが受けられる場所もあります。ウェディングプランによって、ブライダルエステもセットになっているものもあるので、式場のプランを確認してみましょう。こちらのサイトなら、ブライダルエステに関する情報を色々と調べることができますよ。

ゼクシィ

結婚式や二次会の情報だけでなく指輪やドレスについての検索もできるウェディング情報サイト。ブライダルエステの特設サイトもあり、予算別ブライダルエステ攻略法など、エステビギナーにもやさしいコンテンツも掲載されています。
ゼクシィ　公式サイト

ブライダルエステやネイルで思い出に残るきれいな花嫁に

ブライダルエステはウェディング予算の中でも、調整しやすい項目です。予算がない場合、気になる点を優先して選ぶといいでしょう。シェービングなどは直前ですが、痩身やひきしめは式までの期間も必要です。早めにプランを確認して、気になっているところをチェックしましょう。自分では見えない場所は誰かに見てもらうのもおすすめです。

セルフケアが難しい場所が気になったら、やはりプロの手を借りるほうが安心です。結婚式は花嫁が一番注目される場所。エステだけでなく、ダイエットやセルフケアも取り入れて、思い出に残るきれいな花嫁を目指しましょう。