結婚式を計画するうえで、もっとも気になるのはいったい結婚式にはいくらくらいの費用が必要なのかということです。ある程度ご祝儀をもらうことで費用を補うことができるものの、必ずしも全額ご祝儀で賄うことができるというわけではありません。今回は、一般的な結婚式の相場や結婚式の費用を抑えるためのポイントなどについて、詳しく解説していきたいと思います。
平均的なゲスト人数やその相場とは
贅沢な結婚式にすればするほど素敵な結婚式になりますが、それに合わせて予算が高くなります。そのため、結婚式の計画を立てる際には、相場を参考にしてプランを組み立てていくとよいでしょう。
結婚式の相場を知りたい場合、まずゲストの人数はどれくらいなのかを知る必要があります。ゲストが少なければ少ないほど費用は安くなり、ゲストが多いほど費用が高くなるからです。
ゼクシィ結婚トレンド調査2017によると、2016年に結婚式を挙げたカップル全体で、15%のカップルが70人から79人のゲストを呼んだという結果になりました。そして、次いで60人台、80人台のゲスト数が多いという結果でした。そのため、70人台のゲスト数が平均的なゲスト人数といえるでしょう。
結婚式の相場は地域によって、多少の変動はありますが全国平均でおよそ360万円前後となりました。一般的には首都圏に行くほど相場が高くなり、首都圏では平均371万円です。また、比較的派手な結婚式をする傾向のある東海地方も平均より高く363万円という結果になりました。
このように平均的な結婚式を挙げる場合、70人台のゲストで360万円程度の予算を想定しておくとよいでしょう。ちなみにゲストの数が50人台の場合、約275万円程度の予算となっており、10人増減によりおよそ50万円前後の相場の変動があると考えておくとよいでしょう。
ゲストからもらうことができるご祝儀はいくらくらい?
結婚式の平均的な相場が360万円とわかりましたが、これを見て結婚式は非常にお金がかかるのでとても不安だと思ってしまうカップルも多いです。人生を送っていくうえでここまで高額な費用を使ったことがないというカップルも少なくないはずです。
ただ、この360万円の費用全額を、結婚式を挙げるカップルだけで賄わなければならないということはありません。結婚式当日にはゲストからご祝儀をいただくことができます。
そのため、最終的な結婚式の費用としては、全体の費用から受け取ることができるご祝儀の金額を差し引いた金額が、カップルが負担すべき結婚式の費用といえます。
それでは、ご祝儀の相場はいくらくらいになるのでしょうか。ご祝儀の相場は、友人や同僚、上司や親族などによって変わってきますがそれぞれを一塊で平均を出すと、およそ3.5万円となります。そのため、70人のゲストを呼んだ場合、およそ245万円のご祝儀を受け取ることが想定できます。
これを平均相場で差し引くと120万円前後の費用をカップルが負担しなくてはならないことがわかります。ちなみにこれはゲストの人数が多少変動しても大きく変わらないといわれています。120万前後であれば払うことが出来ないと感じることは少ないのではないでしょうか。
結婚式の費用を抑えるためのポイント
ご祝儀額を差し引くとある程度現実的な費用となりましたが、できれば費用を抑えていきたいものです。ここでは、結婚式の費用を抑えるためのポイントについてご紹介していきます。
・人気の日取りを避ける
結婚式には、人気の季節やお日柄というものがあります。例えば、過ごしやすい季節や雨の少ない季節は人気の季節となります。そのため4月中旬から5月いっぱい、9月後半から11月中旬の季節が人気です。
また、その中でも大安や友引、そして祝日や土曜日が人気の日取りとなっています。逆にそれ以外の季節は、人気も少なく、さらに結婚式会場によっては、特別な割引プランが設定されている場合もあります。
・複数の式場で見積もりを取る
複数の結婚式場を見学したうえで見積もりをとって、価格交渉をするとよいでしょう。見積もりを取るときは、同じ条件にすることで交渉をしやすくなります。複数の見積もりを取ったうえで、本命の式場に価格交渉をすると少しでも安くなる可能性があります。
・クレジット決済もおすすめ
結婚式場によっては、クレジット決済ができる式場もあります。クレジット決済をすることで、ポイントを手に入れることも可能です。特に結婚式は高額な支払いになります。ただ、高額な費用ゆえに限度額が足りない可能性もあります。クレジット会社に一時的な限度額引き上げができるかどうかも合わせて確認するようにしましょう。
相場を把握して素敵な結婚式をあげよう
結婚式の費用相場は、70人ゲストを招いたとしておよそ360万円程度の費用が掛かります。ただ、実際にはご祝儀をもらうことができるので、カップル自身の自己負担はおよそ120万円程度となるでしょう。グレードを下げないように効率よく節約するためには結婚式場選びも重要となります。式場をお探しの際には下記のサイトを利用してみてはいかがでしょうか?
楽天ウェディング
地域や日程を選ぶだけでおすすめの式場やブライダルウェアを検索することができます。また、サイトを経由して結婚式場を決めるとポイントがもらえたり、お得なブライダル割なども利用することができます。