ウエディングケーキといえば、結婚式においてシンボルマークともいえる重要なアイテムでしょう。夫婦としての初の共同作業である「ケーキ入刀」は、新郎新婦だけでなくゲストも含めて大切な思い出になること間違いなしです。そんなウエディングケーキですが、選んでいると非常に種類が多いことに気がつきます。今回は、特に人気のウエディングケーキのスタイルについてご紹介します。
フレッシュか?イミテーションか?
ウエディングケーキを選ぶ上でまず最初に検討しなければならないのは、フレッシュケーキにするかイミテーションケーキにするかでしょう。フレッシュケーキは生ケーキとも呼ばれており、近年開催される結婚式においてもっともメジャーなケーキといえるでしょう。
新鮮なフルーツをふんだんに使ったケーキや生クリームたっぷりのケーキなど、見た目の華やかなものが多いです。また、フレッシュケーキ最大の特徴は、ケーキ入刀が終われば1人用に切り分けてゲストに振る舞うことができることです。新郎新婦、ゲストが一緒になって幸せを分かち合えることができるというメリットがフレッシュケーキにはあるようです。
一方で、イミテーションケーキはケーキ入刀をする部分だけ本物のスポンジケーキを使い、それ以外の部分はダミーのケーキを使ったものをいいます。ゲストに振る舞ったりすることはできないものの、低予算でボリュームのあるゴージャスなウエディングケーキを用意することができます。
フランス伝統のクロカンブッシュ
フレッシュケーキの中の1つの種類で、最近注目度が高まっているのが、「クロカンブッシュ」というケーキです。クロカンブッシュとは、フランスで開催される結婚式において伝統的なウエディングケーキの1つとされています。
小さなシュークリームをまるでツリーのように積み上げているのが特徴であり、そこへカラメルや飴を使ってコーティングして華やかさを演出します。なぜ、ウエディングケーキでシュークリームを使うのかというと、シューの語源である「キャベツ」という意味は、フランスにおいて非常におめでたいことであるためです。フランスでは赤ちゃんはキャベツ畑で生まれるという言い伝えがあり、それにあやかって子孫繁栄を祈願してキャベツに似たシュークリームを積み上げ始めたといわれています。
さらに、このシュークリームは新郎新婦をお祝いするゲストであるともいわれています。たくさんの人々に支えられて祝福されていることを実感することができるという意味があるようです。
イギリスで定番のシュガーケーキ
また、イギリスの伝統的なウエディングケーキである「シュガーケーキ」も人気です。シュガーケーキは、3段重ねのウエディングケーキです。ケーキの生地の中にはドライフルーツがふんだんに織り込まれており、その表面をシュガー生地でコーティングしているのが特徴です。コーティングによって、他のウエディングケーキに比べて長期保存が可能となっています。
この3段ケーキには、それぞれの段に役割が設けられています。まず1段目のケーキは、披露宴の際に切り分けてゲストへと振る舞われます。そして2段目のケーキは、披露宴に出席することができなかった方々に対して振る舞われます。
そして最後の3段目は、新郎新婦の結婚1周年や、子どもが生まれた時に記念して食べるものとされます。日本の気候では難しいのですが、保存に気をつければ何年も保存することができるとされています。日本ではスポンジ部分は保存せずにシュガー部分だけを保存して、記念に食べるというケースが多いようです。
好みに合わせたウエディングケーキを探そう
ウエディングケーキには、さまざまな種類のケーキがあります。「披露宴会場で美味しく食べたいや」、「とにかく派手にしたい」、「長期保存したい」などそれぞれの好みに合わせたケーキを選ぶようにしましょう。
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