プロポーズを受けてさあ結婚をしようという流れになると、まず考えてしまうのが結婚式。どんな結婚式をいつ頃挙げたいか考えてみても、誰もが準備は初めてなので、簡単に計画できることではありません。そんな時にぜひ行ってみて欲しいのがブライダルフェアです。ゲストとして参加した時とはまた違った結婚式のイメージが湧いてくるので、一度は参加してみてほしいイベントです。
結婚式のイメージを決めるブライダルフェア
どんなところが開催しているのか
ブライダルフェアは結婚式場やウェディングプランを持つホテルなどの施設が実施する、結婚式を知るためのイベントです。参加する側のタイミングは挙式予定のシーズンの半年以上前。気になる会場が人気であれば、一年以上前からチェックしておく方が安心です。
同じ会場のブライダルフェアでも、プログラムが異なっていることもあるので、その会場の何をチェックしたいかも気にしておくといいでしょう。どの会場でどんな式を挙げられるかだけでなく、美容関係やお料理などのサービスも体験するチャンスがあります。
ブライダルフェアのメリットとは
実際に結婚式のイメージが浮かびやすい体験ができるだけではないのが、ブライダルフェアのメリットです。ブライダルフェアでは、実際に近い結婚式を知るチャンスです。挙式のインテリアの参考にもなるので、いくつかでかけてみて、見比べて、自分がどんな結婚式を挙げたいか、イメージを膨らませましょう。
さらにブライダルフェアを開催している会場では、ブライダルフェア参加者に特典を設けているところもあります。ブライダルフェアに参加した人へのおみやげや粗品だけでなく、その会場での挙式が決定したカップルに向けて、オプションがサービスされることもあります。
ブライダルフェア開催情報の探し方
ブライダルフェアの開催情報は、会場が直接公開している他に、ゼクシィなどの結婚情報誌にも掲載されています。
また、ゼクシィのサイトやマイナビウェディングでも、ブライダル特集があります。オンラインでは全国のブライダルフェアを検索できるので、結婚式を挙げる場所が地元や嫁ぎ先など遠方な場合でも、先にどんな会場があるのかもチェックできるので便利です。
ゼクシィのサイトにはブライダルフェアについて参加する側の立場に立ったアドバイスも豊富なので、チェックしてみましょう。
ゼクシィ
結婚式や披露宴の会場検索だけでなく、演出やマナーなど結婚に関連する様々な情報が掲載されています。手続きやお金についての情報もあり、便利です。
ブライダルフェアで体験できること
結婚式の会場見学ができる
ブライダルフェアの一番の目玉は、結婚式の会場見学です。模擬結婚式と言って、本番によく似た結婚式を見せてくれるところも多く、思わず感情移入してしまう人もいるようです。模擬披露宴を開催するところもあり、自分が行う時の空気感が味わえます。
参加は予約が必要なものもありますので、申し込みが必要かどうかも、参加したいブライダルフェアへ確認しておきましょう。休日の開催が多いのですが、コンパクトなプログラムになっているブライダルフェアなら、平日に行っているところもあります。
料理の試食や試着ができるフェアもあり
ブライダルフェアでは実際に提供されるお料理の試食ができるものや、ウェディングドレスの試着などもあります。特に食事はゲストの満足度にも影響しますし、親族を招くのであれば、自分たち以外の年代の人の意見を聞いてみるのもおすすめです。披露宴や試食のブライダルフェアではカップルだけでなく、ご両親も一緒に訪れる人もいます。
ペーパーアイテムやディスプレイなど、結婚式の準備の中ではイメージが浮かびにくいものについても、実物やカタログで確認できるのもうれしいポイントです。
結婚のイメージが具体的になっていく
ブライダルフェアで様々な企画を体験していると、自分たちがどんな結婚式にしたいか、イメージも見えてくるのではないでしょうか。最初に参加する段階で全くプランがない状態でも、ブライダルフェアには参加できます。ぼんやりとでもいいので、来年の夏頃、というような式を挙げるタイミングを決めておきましょう。
体験プログラムの後には、相談会を開催しているのが一般的です。ここで相談や質問することができるので、結婚式の時期が決まっていれば、日取りや希望の会場の空き具合、季節に合わせた企画の相談なども可能です。
ブライダルフェアに参加してみよう
ブライダルフェアはカップル参加が基本だがひとりでもOK
結婚式がはっきりいつときまっていなくても、ブライダルフェアには参加できます。結婚式をしたいという気持ちがあるなら、デートをする感覚での参加も問題ありません。
ブライダルフェアの参加でよく悩まれるポイントが、彼が一緒に参加したがらないケースです。仕事の都合などもあり、カップルでの参加が難しい時は、ひとりで参加することもできます。ひとり参加OKと謳っているブライダルフェアをチェックしておきましょう。
モデルによる模擬挙式は、様子を見るのがメインなので、ひとりでも問題なく参加できるところが多くなっています。
ブライダルフェアの基本的な流れ
コンパクトな試食のみのブライダルフェアなどを除けば、多くのブライダルフェアの一般的な流れは、受付から結婚式場の見学に入ります。その後、模擬挙式に模擬披露宴があります。模擬披露宴が行わない場合でも、試食体験や披露宴の演出は紹介してもらえます。
また時間帯によって会場の印象も変わります。挙式したい時間帯に合わせたフェアなら、より正しいイメージが浮かぶでしょう。
その後にドレスやタキシードの試着会、最後に相談会やカウンセリングという流れが一般的です。
参加前に予算や招待人数のイメージがあると◯
ブライダルフェアに行く前に、準備をしておくといいことがあります。まず当日の服装です。基本的にはカジュアルでよいのですが、会場によっては、ある程度のかっちりさ、男性ならジャケット着用といったマナーを求められることもあります。
結婚式の日程やイメージが決まっていなくても、だいたいの招待客の人数や予算を決めておきましょう。相談会でプロのアドバイスを受ける時に、より実現可能なプランをご提案いただきやすくなります。
参加すると結婚式へのモチベーションがアップ
体験や相談を通して、どんなお式を挙げたいか、プランを立てやすくなります。またカップルのどちらかが、結婚をするつもりはあっても式の準備に消極的になっていることもあります。何から手をつけていいかわからないという人は、ブライダルフェアに参加することで具体的な案が浮かび、準備に積極的になるケースもあります。
結婚式についての悩みはプロの目からの提案があるのはやはり安心です。いろんなプランを見て、カップルで結婚式への気持ちを徐々に高めて行きましょう。